進戯団夢命クラシックス#20
OTOGI狂詩曲


目を覚ますとそこは真っ白な浜辺。  太郎と呼ばれる少年は自分がどこから来て、何をするのか、一切の記憶を失っていた。  そんな太郎のもとに現れたのは御伽話でお馴染みの「浦島太郎」   彼は語る。  ここは御伽噺の人物が生息する「御伽界」  そして、年に一度、御伽話がそれぞれの存続をかけて戦う「御伽残し」   太郎は考える。何故自分が御伽界にいるのか、自分も御伽話のキャラクターなのか…  そして己の素性や目的を思い出そうとするとき   彼の脳裏に、鈴の音が響く…   誰もが一度は聞いたことのある御伽話のキャラクターが、舞台を飛び回り、戦い、笑い、思い馳せる。   クラシックスが描く、新説御伽噺狂詩曲。

















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